HONGO NIGHTS #002 “AI Agent Hack Fes” スライド生成AI Agent

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September 19, 25

スライド概要

AIエージェントの可能性が急速に広がる中、その最新事例や実装ノウハウを共有するライトニングトーク(LT)イベントを開催します!
スライド生成AI Agent開発をする上で「Context Engineering」の実践例を共有させていただきます。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

HONGO NIGHTS #002 “AI Agent Hack Fes” スライド自動生成AIの作成 株式会社EpicAI 松島宏樹

2.

自己紹介 名前 松島宏樹(まつしま こうき) 所属 株式会社EpicAI 役職 ソフトウェアエンジニア、アルゴリズムエンジニア 慶應義塾大学 環境情報学部 経歴 → 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士1年 専門分野 ● Transaction ● Database 2

3.

index 1. モチベーション 2. やったこと 3. 成果物 4. 今後の展望・まとめ

4.

index 1. モチベーション 2. やったこと 3. 成果物 4. 今後の展望・まとめ

5.

モチベーション そもそもなんでこれをやろうとしたの? 5

6.

モチベーション PMの負担を減らしたい! 6

7.

モチベーション ドキュメントがあるのだから LLMに投げればいいじゃない 7

8.

モチベーション 既存のスライド生成AIがあるのでは? 8

9.

モチベーション Genspark・manus 自社のテンプレートが使えない GUIで入力する必要があるためめんどうくさい そもそも海外のよくわからない企業に社外秘の情報を投げたくない 9

10.

index 1. モチベーション 2. やったこと 3. 成果物 4. 今後の展望・まとめ

11.

やったこと 前提 RAGのサンプルプロジェクト(GPTで生成) 1.5カ月のプロジェクトで週1で内部定例・2週に1回先方に進捗報告 第2回先方報告資料を作成する 11

12.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 最近のGPTは優秀だから一旦全部投げてみれば それなりのものができるのでは? 12

13.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる プロンプト1 以下に添付する資料を基に進捗報告のスライド用のドラフトを作成してください。 構成は、 1. 目次 2. 進捗報告 各内容について、その調査を行った目的及びその結果を記してください。 3. 先方への質問(あれば) としてください。 — {Notionページのコピペ} — {Notionページのコピペ} … 13

14.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる プロンプト2 以下に添付するスライドドラフトを基にMarpスライドを作成してください。 {スライドドラフト} 14

15.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 結果 15

16.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 結果 目的・結果を適切に作成はできているが...... 16

17.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 結果 目的・結果を適切に作成はできているが...... 内容の粒度がいまいち 17

18.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 結果 目的・結果を適切に作成はできているが...... 内容の粒度がいまいち 要素がはみ出ている 18

19.

やったこと1 ー とりあえずGPTに投げてみる 結果 目的・結果を適切に作成はできているが...... 内容の粒度がいまいち 要素がはみ出ている スライドが簡素 19

20.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに GPT丸投げの反省を活かしてコンテクストエンジニアリング 20

21.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに なぜコンテクストエンジニアリングが必要? 21

22.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに なぜコンテクストエンジニアリングが必要? 1回のインプットですべてを入れようとすると...... 22

23.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに なぜコンテクストエンジニアリングが必要? 1回のインプットですべてを入れようとすると...... プロンプトを無視する部分が現れる どこのプロンプトが悪いかわからない 23

24.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに なぜコンテクストエンジニアリングが必要? 1回のインプットですべてを入れようとすると...... プロンプトを無視する部分が現れる どこのプロンプトが悪いかわからない タスクを分割する必要がある 24

25.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに スライド テンプレート プロジェクト 概要 GPT 見出しとサマリー GPT 初回スライド ドラフト GPT Marpスライド 内部定例資料 スライド テンプレート プロジェクト 概要 GPT 見出しとサマリー GPT 第二回スライド ドラフト GPT Marpスライド 内部定例資料 25

26.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに このフローの強み プロジェクト概要を渡すことで全体像を把握 26

27.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに このフローの強み プロジェクト概要を渡すことで全体像を把握 前回の進捗を加味することが可能 27

28.

やったこと2 ー 全体の流れをフローチャートに このフローの強み プロジェクト概要を渡すことで全体像を把握 前回の進捗を加味することが可能 テンプレートに沿ってスライドを生成 28

29.

やったこと3 ー テンプレート作成 スライドテンプレート1 Googleスライド Marp 29

30.

やったこと3 ー テンプレート作成 スライドテンプレート2 Googleスライド Marp 30

31.

やったこと4 ー APIを使って一発で出力できるように プロジェクト概要 (UUID) 今週の進捗 (UUID) フローチャートに則った処理 (Python) スライド (PPTX) 前回のスライドドラフト (UUID) 31

32.

やったこと4 ー APIを使って一発で出力できるように 32

33.

index 1. モチベーション 2. やったこと 3. 成果物 4. 今後の展望・まとめ

34.

成果物 34

35.

成果物 35

36.

成果物 スライドテンプレートに則って生成 36

37.

成果物 スライドテンプレートに則って生成 要素がはみ出さずに表示 37

38.

成果物 スライドテンプレートに則って生成 要素がはみ出さずに表示 適切な粒度の見出し構成 38

39.

index 1. モチベーション 2. やったこと 3. 成果物 4. 今後の展望・まとめ

40.

今後の展望 よりエージェンティックに スライドドラフトのレビュー機構を導入しループさせることでよりよいスライドを生成 UI / UXの向上 CLIではなくWebアプリケーションにして社内利用を円滑に テンプレートの拡充 テンプレートを増やし、様々な進捗パターンに対応 40

41.

まとめ 適切に処理を分けてフローを設計 1発では作れないものも、上手く分割して統合すると作ることができる Marp便利 テキストだけでスライド作れるし、CSSでスタイル調整もできる 改善の余地がまだまだある まだ今のままだと実際にミーティングで活用できるレベルには達していない 41