marimo ノートブックで機械学習 (2)

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December 14, 25

スライド概要

新しい Python の notebook 環境である marimo の解説スライドを、marimo を使って作成しました。

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機械学習・音声認識・プログラミングに関する書籍を執筆しています。

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各ページのテキスト
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2025/12/13 21:30 slide2.py marimo ノートブックで機械学習 (2) Restart kernel や Re-run all cells など の主要な機能を実⾏できるメニュー ここにファイルの絶対パスが表⽰される セル 次に作成するセルの種類 (またはAIによる作成) の選択 アプリ画⾯の設計 DAG の表⽰ 未実⾏のセルを実⾏ し、DAG を構成する DAG の⾃動更新の設定 ⽣成AIの設定 " 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/14 13:44 slide2.py はじめに このスライドは、marimo(アプリのスライドモード)で作成したものです 1つのマークダウンセルが1ページのスライドになります 印刷は PDF で1ページずつで出力して貼り合わせています 元になった文章は note で公開しています marimo ノートブックで機械学習 (2) 【注意】 marimo を用いたコードは、荒木雅弘 : 『Pythonではじめる機械学習』 (森北出版, 2025)には含まれ ておりません。本ドキュメントは、同書の補足資料です。 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:30 slide2.py インストールと設定 marimo プロジェクトで動かす方法 1. プロジェクトディレクトリを作成 2. uv でディレクトリを初期化し、marimo をインストール $ uv init -p 3.13 $ uv add marimo 3. marimo の実行 $ uv run marimo edit ファイル名.py 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:30 slide2.py ブラウザインターフェース Restart kernel や Re-run all cells など の主要な機能を実⾏できるメニュー ここにファイルの絶対パスが表⽰される セル 次に作成するセルの種類 (またはAIによる作成) の選択 アプリ画⾯の設計 DAG の表⽰ 未実⾏のセルを実⾏ し、DAG を構成する DAG の⾃動更新の設定 ⽣成AIの設定 " 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:30 slide2.py セルについて(コードセルを中心に) セルの種類は、Python(コード) 、マークダウン、SQL がある コードセルは、Python のコードを書いて、Ctrl + Enter キーまたは黄色で表示されているセル右上の '▶' ボタン をクリックして実行 コードセルの追加は、セル左側上下の '+' をクリック 追加したセルは、セル右下のアイコンで、SQL セルやマークダウンセルに変更可能 セルの内容は、AI による生成も可能 セルの削除は、セル右下のゴミ箱アイコンをクリック セルの移動は、セル右側下の ⠿ の印をドラッグアンドドロップ セル右上の Open cell actions ボタン … から開くメニューでは、セルに関するさまざまな操作が可能 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:31 slide2.py マークダウンセル マークダウン形式で、見出し、箇条書き、番号付きリスト、太字、斜体、コードブロック、数式(LaTeX 形 式) 、画像の挿入などが可能 r と f のチェックボックスはそれぞれ、raw文字列、f文字列を意味する 数式を書くときは r をオンにする マークダウン内に Python の変数値やインスタンスの値を埋め込むときは、 f をオンにする 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:31 slide2.py SQL セル データベースを指定して接続し、SQL クエリを実行して、その結果を得る 接続するデータベースや、結果を格納する変数はセルの下側で指定 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:31 slide2.py セルの外部 補助的な情報の表示 画面左側のアイコンをクリックすることで、その横にサイドバーが開いて、ディレクトリ構成、変数エク スプローラ、DAG 、AIチャットなどが表示される アプリ画面の設計 画面右側のボタンから、marimo ノートブックをアプリとして起動したときの画面設計が行える スライドやグリッドで設計した場合は、layouts ディレクトリに画面構成情報が保存される 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:31 slide2.py marimo のコマンド uv run marimo edit <notebook_file> 指定したノートブックファイルを開き、ブラウザで編集できるようにする。ノートブックファイルが存在 しない場合は、新しいノートブックを作成 uv run marimo run <notebook_file> 指定したノートブックファイルを web アプリとして実行 uv run marimo convert <ipynb_file> -o <marimo_file> Jupyter Notebook 形式の .ipynb ファイルを marimo ノートブック形式の .py ファイルに変換 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:32 slide2.py marimo のモード edit : marimo edit ファイル名 で起動して、notebook を編集するときのモード run : marimo run ファイル名 でアプリとして実行したときのモード script : python ファイル名 で実行したときのモード test : pytest ファイル名 でテストを実行するときのモード。edit モードで pytest をインポートし、特定のセル を test_ で始まる関数だけにすると、テストが自動実行される 127.0.0.1:2718 1/1

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2025/12/13 21:32 slide2.py チュートリアル uv run marimo tutorial 種類名 でチュートリアルを起動 チュートリアルの種類 intro, dataflow, ui, markdown, plots, sql, layout, fileformat, markdown-format, for-jupyter-users 127.0.0.1:2718 1/1