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April 07, 26
スライド概要
この資料は、移住・定住プラットフォームとしての「ためまっぷ」の役割と、地域のソーシャルキャピタル(社会資本)の重要性について説明したプレゼンテーションです。
主なポイントは以下の通りです:
課題: 現在の移住施策は金銭的な支援(お金を配ること)に偏りがちですが、移住者の最大の不安は「地域での暮らしが見えないこと」と「孤立」です 。
解決策: 「ためまっぷ」は、地域の「今」がわかるデジタル掲示板です 。行政の広報誌には載らない日常の小さな活動(お茶飲み会など)を可視化することで、移住者に安心感を与えます 。
エコシステム: このプラットフォームは、単なる情報ツールではなく、信頼関係(関係財)を生み出すエンジンとして機能します 。情報を得ることで、無意識に参加し、やがて自らも活動を発信したり手伝ったりするようになるという好循環を生み出します 。
対象: 子育て世代、高齢者、都市部の社会人など、あらゆるライフステージの孤立解消に役立ちます 。
This document is a presentation explaining the role of "Tamemap" as a platform for migration and settlement, highlighting the importance of regional social capital.
The key points are as follows:
The Problem: Current relocation policies often rely on financial incentives, but the biggest fears for newcomers are the "inability to envision life there" and "isolation".
The Solution: "Tamemap" acts as a digital bulletin board that shows what is happening "now" in the community. By making informal, everyday activities (like local tea gatherings) visible—things not found in official newsletters—it provides a strong sense of security for new residents.
The Ecosystem: It is not just an information tool but an engine that generates trust ("relational goods"). It creates a virtuous cycle where people discover activities, casually participate, and eventually become active contributors or organizers themselves.
Target Audience: It serves as a universal infrastructure to combat isolation across all life stages, including young families, the elderly, and working adults in urban areas.
ためま株式会社は、未来の地域共助インフラ「ためまっぷ」を展開する企業です。 「ためまっぷ」は、半径500mの「いま」がわかる「みんなのまちの掲示板」です。紙のチラシをスマートフォンで撮影するだけでAIが自動入力するため、ITリテラシーが高くない方でも簡単に地域情報を発信できるのが特徴です。 同社は、住民を行政サービスの「受け手」から、地域を共によくする「つくり手」へと変える「NX(Neighborhood Transformation)」という概念を推進しています 。現在、全国約60カ所・4,500団体での導入実績があり、国連UNOPSのプログラム採択や2025年大阪・関西万博への出展など、国内外で高く評価されています。 誰もが「ここで生きててよかった」と思える社会の実現に取り組んでいます。
地域の「体温」を可視化する。 デジタルで紡ぐ市民経済学と、 これからの移住・定住プラットフォーム「ためまっぷ」
なぜ「お金を配る」移住施策は定住に結びつかないのか? 移住者にとって最大の不安は、金銭面だけではありません。 「その土地での暮らしが見えないこと」、そして何より「孤立すること」です。 現在の地方創生に欠けているのは、金銭的インセンティブ(Financial Capital)ではなく、 人と人をつなぎ、地域への安心感を生み出す「ソーシャルキャピタル(Social Capital)」への投資です。
地域の『いま』がわかるデジタル掲示板 「ためまっぷ」は、地図とチラシを融合させた地域密着型の情報共有プラットフォームです。複雑な検索は一切不要。スマホを開くだけで、地域の行事、子ども食堂、ワークショップなど「今、自分の近くで何が起きているか」を直感的に知ることができます。 誰でも投稿でき、誰でも閲覧できる、地域の「日常」への入り口です。
「公式広報」から「体温の共有」へのパラダイムシフト 比較項目 従来の自治体広報誌 ためまっぷ 情報の種類 公式・制度的な情報(町の「ルール」) 非公式・日常の小さな活動(町の「体温」:お茶飲み会など) コミュニケーション 一方通行の通知(ブロードキャスト) 多方向・双方向の共有(インタラクティブ) 最終的な目的 情報の伝達と周知 「関係の入口」と「役割(居場所)」の創出 役所の広報誌には載らない「日常の活気」を可視化することで、移住者に「この町には温かい活動がたくさんある」という圧倒的な安心感を提供します。
市民経済学(Economia Civile)を実装する「関係財」のエンジン ためまっぷは単なる情報ツールではなく、「関係財(Relational Goods)」を生み出し、信頼を蓄積するエコシステムです。 非営利の活動を発見 無意識に参加・体験 互助・お互い様の精神(相互性)を実感 活動を手伝う側に回る 自ら発信者・フォロワーになる 信頼の蓄積と地域社会への還元
移住者の「孤独期間」を最短化するソフトランディングの軌跡 Step 1: 孤独と不安「知り合いが誰もいない、どこへ行けばいいかわからない」 Step 2: 地域の日常を発見「ためまっぷで、すぐ近所の公園で小さな集まりがあることを知る」 Step 3: コミュニティへの合流「観光情報ではない日常の活動に参加し、自然に近隣住民と顔見知りになる」 Step 4: 役割の獲得と定住「参加者から手伝う側へ。地域での『役割(居場所)』ができ、定住意欲が劇的に向上する」
全ステークホルダーに価値を還元する三方良しのエコシステム 自治体・行政・社協 ・情報の集約とペーパーレス化によるDX・コスト削減 ・「どこで活動が活発か/不足しているか」孤独・孤立対策のデータ可視化 ・移住検討者への強力な「関係人口受け皿」としてのPR 移住者・利用者 ・街の「日常の活気と温度」が事前にわかり安心できる ・移住後すぐにコミュニティへの「合流地点」が見つかる 地域住民・発信団体 ・スマホでチラシを撮るだけの極めて低い発信ハードル ・「近所に住んでいる人」へダイレクトに届き、参加率が向上
あらゆるライフステージの「孤立」を解消する普遍的インフラ 孤立解消 神戸市・貝塚市(子育て世代x都市郊外)「まち全体で子育て」 児童館の読み聞かせや公園での集まりを網羅。転入直後の母親が外出のきっかけを得て、子育て特有の孤立を防ぐ精神的セーフティーネットとして機能。 広島市 戸坂城山学区(高齢者xニュータウン)「デジタルで外出機会を創出」 チラシを貼る負担を軽減。地図を見るだけの簡単なUIで、高齢者が近所の「百歳体操」等を発見。自ら発信者となることで多世代交流が誕生。 東京都中野区(社会人x都市部)「住民主体のシビックプライド形成」 「隣の人が何をしているか分からない」都市の不安を解消。週末のワークショップ等を通じ「街に面白い大人がいる」ことを可視化し、転出防止に貢献。
アプリではなく、ソーシャルキャピタルを再構築するインフラ。 活動者の「自分のイベントに人を呼びたい」という私的な動機が、ためまっぷを通じて「地域の人とつながる」「街を明るくする」という公的な価値(共通善)へと自動的に変換されます。 私たちは、単に便利な地図アプリを導入するわけではありません。 希薄になった地域の人間関係をデジタルの力で編み直し、コミュニティの「見えない資産」を次世代へ残すための基盤を構築しているのです。
「見えない資産」を可視化し、誰もが参加できる街へ。 「お金を配る施策」から、「人と人をつなぎ、信頼を貯金していく施策」へ。あなたの地域が抱える独自の課題(地方創生、都市再開発、子育て支援)に合わせた、最適な活用デザインをご提案します。 ・地域ごとの活用シミュレーション ・導入に向けたプロセスとサポート体制のご案内