【軽量BIM】言葉から建物を自動生成。「MakeBuilding Pro」が変える建築設計の未来

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April 09, 26

スライド概要

建築設計におけるコスト調整やプラン変更に伴う「繰り返しの検討」と「成果物作成」に、耐えられないほどの激務を感じていませんか?
本資料では、Rhino/Grasshopperを活用した、案件を問わず使い回せる「軽量なBIMワークフロー(MakeBuilding Pro)」のコンセプトをご紹介します 。
コンピュテーショナルデザインの力を活用し、世の中の整形な建物を「言葉(階数やスパンなど)」に分解してルール化することで、情報を構造化します 。日々実務に向き合う現役の建築設計者ならではの視点で、SSoT(信頼できる唯一の情報源)を活用した品質の均一化と単純作業の自動化を提案しています 。
さらに、近い将来における「自律型AI」への初期検討の委任を見据えた、次世代の設計プロセスのロードマップも提示します 。

■ こんな方におすすめ
・度重なるプラン変更の対応や作業時間に追われている設計者の方
・Grasshopperを用いた設計業務の自動化やBIMに関心がある方
・AIを活用したこれからの建築設計のあり方に興味がある方

Food4Rhino
https://www.food4rhino.com/en/app/makebuilding-pro

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建築業界でBIMとデジタルエンジニアリングをやっています|パソコン好き

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各ページのテキスト
1.

MakeBuilding Proについて 設計者の時間を節約できるGrasshopperコンポーネント ©panna all rights reserved.

2.

言いたいこと MakeBuilding Proは、建物の情報をルール化・構造化することで、検討と資料作成の時間を大幅に 削減し、設計者が本来集中すべき業務に時間を使える環境を目指しています 。 ・課題 繰り返しの検討と資料作成が設計者の激務を招いている ・解決策 Rhino/Grasshopperを活用し、案件を問わず使い回せる軽量なBIMワークフローを構築する ・仕組み 建物を言葉(階数やスパンなど)で表現し、ルール化して情報を構造化する ・効果 情報の構造化により単純作業を自動化し、検討と成果物作成の時間を大幅に削減する ©panna all rights reserved.

3.

自己紹介 建築設計事務所にて実務に携わりながら、BIM/アルゴリズミックデザイン/自動化ツールの開発を 行っています。 個人の活動として、Grasshopper向けのコンポーネント「MakeBuilding Pro」の開発中です。 また、実務経験を活かして建築デジタルスキル関連の執筆活動をしています。 panna | 建築デジタル(@KCDCjpn)/ X panna | 建築デジタルと資産形成|note 建築デジタル チュートリアル – YouTube Panna(ポートフォリオサイト) ©panna all rights reserved.

4.

解決したい課題 建築設計者は担当する案件によっては耐えられないほどの激務になり得るという課題。 コストが合わなかったり、プラン変更があったりするので、繰り返しの検討が必要になります。 この繰り返しの検討が休みなく続くと、心身ともに疲れてしまいます。 検討にも時間がかかりますが、結果の共有や成果物作成にも多くの時間を割いているように思います。 この繰り返しの検討にかかる時間と、情報共有のための成果物作成にかかる時間は節約できるのでは ないかと考えています。 ©panna all rights reserved.

5.

どのように実現するか Rhino/Grasshopperを活用した軽量なBIMワークフローによって設計者の時間を節約します。 計画が変われば、同じような検討を繰り返し、同じような資料を作成しなければなりません。 でもよく考えると、これってGrasshopperの得意分野なんじゃないかと思います。 単純に繰り返し検討して資料を作るようにフローを組めばいいわけではありません。 担当する建物が変わっても活用できるようなワークフローが求められます。 建物を情報に分解し、ルールの中で整え、その整えられた情報を使ってPCに資料を作ってもらうと いう考え方にシフトします。 ©panna all rights reserved.

6.

世の中のほとんどの建物は言葉で表現できる 設計の説明をする際、言葉で説明することがほとんどかと思います。 自分が設計している建物や街に存在している建物を見ると、そのほとんどが整形な建物なのではない でしょうか。 例えば、5階建てのマンション、もう少し細かく言えば、スパンの数はいくつで、それぞれ何mで、 などといった感じで、言葉で表現できてしまいます。 複雑な形状の建物は数式では表現できるものの、人間の頭だけではそれを理解することが難しかった りします。 同じように建っていても、言葉という情報で表現できるものと、複雑な数式などの言葉以外の表現方 法を介さないと表現できない建物があるのではないかと思います。 ©panna all rights reserved.

7.

ルールがあれば言葉は構造化された情報となる 言葉で表現できるということは、自分以外の人に共有できます。 誰が伝えても共有できるようにするためにルールを決めることで、単なる言葉だったものを構造化さ れた情報として管理できるようになります。 ルールがあることで、作った建物の情報を他の人も使えるようになるということです。 人によって情報の品質にバラツキが出ないことはとても重要です。 ©panna all rights reserved.

8.

情報活用の自動化 構造化された情報の作成から活用までを自動化する仕組みがあれば、成果物の質も均一に保たれます。 そして、SSoT(信頼できる唯一の情報源)としての情報活用になるため、多種多様な成果物の整合 性を確保しやすくなります。 度重なるプラン変更で繰り返される検討業務の時間の中で、自分がやらなくてもいいかもしれない作 業が思いつく方にとっては、魅力的に見えるのではないでしょうか。 ©panna all rights reserved.

9.

言葉で表現できる建築の情報化ワークフロー ここまでお伝えしてきたことは机上の空論ではありません。 GrasshopperコンポーネントのMakeBuilding Proでは、今回紹介した構造化された情報活用のコン セプトを実現させることができました。 つまり、言葉で表現できる建物の情報化と情報活用のための土台はすでに出来上がっています。 設計初期の繰り返し作業から解放された時間、あなたならどう使いますか? コチラからダウンロード:food4rhino.com/en/app/makebuilding-pro ©panna all rights reserved.

10.

さいごに 改めて繰り返すと今日お話しした内容は、あくまでも言葉で表現できる建物が対象でした。 言葉で表現できる建物はAIが理解できます。 つまり、MakeBuilding Proで扱うルールの中で構造化された情報はAIが作成できるという事です。 日ごろからデジタルツールに興味がある方であれば、もう想像力が働き始めているかもしれませんが、 近い将来自律型AIに初期検討をお願いすることも夢ではなさそうです。 ただ、ルールなき環境のAI生成物はただの絵に描いた餅です。 人間がやらなくてもいい作業は、皆さんが持っている建築の知識と適切なルールのもとでAIに任せれ ばいいのかなと思っています。 ©panna all rights reserved.